不動産投資【楽しいですよ。しかし。。。。。売りを考えなければ】

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

不動産投資 楽しい

相場の格言で、買いは技術、売りは芸術というのがあります。買うのは努力や経験で何とかなりますが、売りは投資家の才能ではないか。努力では補えないのではないかという意味です。

不動産投資も不動産を買うのは何とかなります。購入したい不動産のイメージを明確に想定してその想定どおりの不動産を探す感じかなぁ。

または、不動産屋さんに購入したい不動産のイメージを伝えておく。複数の不動産屋さんにも伝える。そして待つ。

これらを繰り返すと不動産の情報は手に入ります。同時に金融の情報も得ておきます。現在の金利の状況とか返済期間の状況とか。

なおかつ、自身の信用状況も把握しておきます。直近3年間ぐらいの決算や確定申告はどうであったか。あくまでお金を借りると想定しての自身の信用状況です。相手があることです。相手に判断される立場にあります。なんかだ学校の試験の感じです。点数を付けるのはあくまで金融機関です。

で、どうなるの

これらが不動産を購入するまでの行動です。努力とはいわないですが、仕事してる感はあるでしょう。情報収集と不動産の選定、契約、同時に金融の契約。交渉力も少しは必要です。

先の格言でいう処の買いは技術の部分です。本当に買いは技術や泥臭い努力まがいなもので何とかなります。しかし売りは芸術といわれるだけあって僕には相当難しく感じます。

で、どうしたの

僕は、売りは下手です。まったく才能がありません。これは不動産投資をはじめたときから自覚しています。どうしようかとそれなりに悩みました。

不動産投資の世界では出口戦略とかいうて、どう売り抜けるかを考えて、不動産を購入しているようです。しかし僕はそんな難しいことは出来ないので、不動産を売却しない方針で不動産投資をしています。

不動産を売却しない方針ってどうよって感じですが。売却しません。ただただ不動産を購入して、家賃収入だけを得ると割り切って不動産投資をしています。

これが何とかなるものでして、インカムゲインだけを狙って不動産投資をすることに徹しています。売りを考えないのですから、相場の世界でいうポジションを持っている緊張感は薄れます。いつ売却しようかとする緊張感もありません。

不動産を得るタイミングは僕のタイミングです。僕が不動産を得ようと思ったタイミングで不動産を得ることができます。これ、意外に重要です。他人のタイミングで不動産を得ていません。ここストレスがない処です。

不動産の売却は購入する人があってはじめて成り立ちます。つまり相手のタイミングで僕が待たなければなりません。ストレスの原因になります。

不動産を買い付けるときは、自身のタイミング。不動産を売却するときは相手のタイミングです。僕は不動産を売却することを最初から諦めているのですから、不動産投資に限りすべて自身のタイミングで行えます。

僕が不動産投資を楽しいと思う理由です。どうやら他人の時間に付き合うのが楽しさを半減させる要因かもしれません。

で、どうするの

僕とは逆に不動産投資で、不動産を売却する才能がある人が身近にいます。横で彼の仕事をみていますと、それはそれは鮮やかに不動産を売却しています。まさに天才です。

彼は僕のように不動産を購入したら家賃収入だけを狙うのではなく、転売を繰り返し、転売益を得てまた次の不動産に臨んでいます。

水を得た魚のようという表現があります。正に彼は不動産の市場で水を得た魚のように不動産を探し、購入し、売却を楽しんでいます。

僕はものつくりが大好きです。ものをつくっている時間が大好きです。楽しいです。完成したときは満足感で胸がいっぱいです。

このものつくりを不動産投資に活かしています。いちから不動産投資の建物を建てることもあります。古い不動産を購入して、改築を楽しむことあります。

いちから建物を計画するのも楽しいです。改築するのも改築後を想像して改築の方針を決めます。住居にするのか倉庫にするのか。用途変更を行うのかとか。

まとめ

不動産投資を楽しむこつは、自身の得意を活かすことだと思います。僕のようにものを売る能力や才能がないものは、そもそも不動産を売却することを最初から諦めることによって、不動産投資を楽しむことができます。

インカムゲインだけを得ている考え方です。家賃収入だけを得てどのように不動産投資を益のあるものにするかに注力して投資行動しています。売却するというストレスがないのですから、楽しいですよ。

僕とは逆にものを売る才能がある人は、最初から売却目線で不動産を購入することによって不動産投資を楽しんでいるように見えます。キャピタルゲインを得る考え方です。転売益です。転売益の素晴らしいのは、その益がインカムゲインに比べて爆益であることです。楽しくないはずはありません。キャピタルゲインで成功している人はどんどん大きくなっています。

また、ものつくりの好きなひとは、ものつくり目線で不動産を見ますと、楽しめます。自身のつくったものから収益が生まれるのですから楽しい以上に喜びでもあります。