こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
不動産投資 コロナ
2019年末になりやら中国で怪しい風邪が流行ってる。。。
2020年1月に日本でも新型コロナが確認された。ここから災いのはじまりでした。
一時はどうなるかと思いました。ちょうど昨年2020年2月から3月にかけてですね。昨年のバレンタインデーの日までは他人事でした。日本も他国のことで当事者ではない感じでした。
バレンタインデーを迎えどうやら他人事ではない。オリンピックは1年延長。直ぐに反応があったのは不動産を証券化しているリートです。リートのチャートを見ていますと、滝のように一直線に下落していました。またたく間に半値になっていました。政府も助成金などの政策を打ち出しました。
日経平均も2万円を超えたぐらいの株価が1万6千円になりました。このまま先が見えなくなるのかと投資家だけではなく多くの人が身構えました。当然僕もそのひとりで、手の打ちようがありませんでした。
ビートルズのLet It Beの心境でした。なるようになるさ。
で、どうなるの
不動産仲間にいろいろ聞いてみるまでもなく、話題はコロナでどうなるのと持ち切りでした。昨年の緊急事態宣言で、例えば大阪北新地では600件の契約解除があったそうです。北新地といえば高級店が並んでいる歓楽街です。さすがに600件とは凄い数です。
大阪心斎橋筋通りはコロナ前、押すな押すなの大騒ぎで日本ではないような感じでした。ざっくり半分以上が外国からの観光客でした。
大阪ミナミの街の看板まで英語、中国語、韓国語表記になっていました。僕らが良く遊んでいた大阪ミナミの面影もなくなるなぁなんて感じていました。
で、どうしたの
不動産投資でコロナがどう影響があったかってことなんですが。他人の噂話はさておいて、僕が実際でこの身体で見聞きしたことを記載してみます。
- 工業系
- 商業系
- 住居系
用途地域的に分けて一覧にするとこのようになります。
1.工業系
僕は、工業系用途地に複数の物流拠点と工場を持っています。コロナの前はamazonはじめECサイトが活発で物流事業も相当皆忙しくされているようでした。このお陰で僕の物流拠点を使ってもらえる需要も増え、物流分野は忙しくしていました。
コロナでどうなることかと身構えました。しかし今の処影響はありません。
2.商業系
僕の不動産投資分野ではオフィスビルとかありません。商業系は得意にしていないので商業系は詳しくありません。その中でもコインランドリー店に不動産を賃貸しています。
ありがたいことに、コロナで皆自宅待機が日常になりました。ますますコインランドリーは繁盛しているようです。しかしカッターシャツやスーツのクリーニングをされているクリーニング店は直撃を受けているようです。
コロナでどうなることかと身構えました。しかし今の処影響はありません。
3.住居系
高級住宅などはまったく狙っていません。普通の人が普通に暮らす賃貸住宅を僕らの顧客層にしています。
コロナでどうなることかと身構えました。しかし今の処影響はありません。
で、どうするの
結果論かもしれませんが、僕は不動産投資をしようと心がけたときに、賃貸借契約をする店子さんの職業はこの世に絶対必要な仕事をされている人にしようと心がけていました。
僕が生まれ育った環境にもよるかもしれませんが、例えば現場で働く職人さんとか。工場経営されている会社とか。物流事業をされている運輸関係のお仕事とか。
このような仕事は世の中がどのように変化しても、地震などの天災があっても宇宙人が攻めて来てもまず、これらの仕事はなくならないのではないかと考えていました。
今回宇宙人は攻めてきませんでしたがコロナがきました。
工業系では、
物流系がコロナ前より忙しくなりました。理由は皆自宅から出ないので宅配の仕事が増えたことによると思われます。
商業系では、
コロナ騒ぎで事務所系は直撃でした。皆在宅で仕事するのが当たり前になった訳ですから、事務所需要は必要なくなります。
僕事務所系が不得意なのは、事務所の中でどのような仕事をされているかがイメージできないのです。工場なら工場で何かを制作しているのは想像がつきます。ゆえに僕は、不動産投資の対象として事務所系の商業系は投資対象としていないのです。
住居系では、
高級住宅を投資対象としていないと記載しました。理由は、店子の生活って栄枯盛衰があります。簡単な言葉で書くと羽振りが良いときも悪いときもある。これらに一喜一憂したくないのです。
ゆえに、普通の人が普通に暮らす家を想定して不動産投資をしています。
結果的にはコロナの前と何らかわりなく投資を続けることが出来ています。
まとめ
この世で必要な仕事をしている人を店子とするにはどうしたら良いのかを想定していました。今回のコロナで、この世で必要な仕事を再認識できました。
いつも観察することと、未来を想定することが大切だとコロナのお陰で再認識できました。