不動産投資【無職ってどう。投資というより不動産賃貸業ですよ】

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

不動産投資 無職

有職、無職という表現が良いのかなぁ。職業って難しいです。そもそも職って何ってことを定義しないと無職の定義は定まりません。

一般的に日本語と英語では、対訳する場合、同意になるのか微妙な言葉があります。ま、僕の英語力は義務教育の英単語ぐらいですから僕が英語について語る資格はないのですが。

簡単な処では私、俺、わし、わたくし。これらはおそらく英語ではIなのでしょう。同じように君、お前、貴殿、貴女、あなた。これらは英語ではYouなのでしょう。

職業や仕事に対しての言葉は、日本語では職や仕事です。英語ではjobとworkです。職業や仕事に関しては日本語より英語の方が意味が少し深い感じがします。

英語で仕事という言葉は、

jobはお金を得る仕事のこと。Jobに対してworkはその人のすべき仕事って感じがします。

日本語で仕事という言葉は、

仕事そのものです。この部分は英語の方が、意味が多いように感じます。

日本語で職業という言葉は、

仕事の内容を問うている感じがします。

言葉の感覚では、

例えば、ライフワークとか。庭の草木に水をあげるのはworkと思うのです。犬の散歩もworkですね。

コンビニでアルバイトするのはjobです。ではお勤めはどうなのかなぁ。大工の棟梁はどうなのかなぁ。感覚的にその仕事に対して一生を掛けた仕事はworkと思うのです。では、一生をかけてない仕事はjobなのか。

ここらへんの定義は、ひとそれぞれですね。僕が思うにボクシングの世界タイトルマッチに挑戦しようとしているボクサーの仕事はボクサーだと思うのです。しかし生活がありますから、世界チャンピオンになるまでの日々の生活費を稼ぐのはjobのように感じるのです。

不動産投資は投資という言葉が付いていますが、これは投資ではなく不動産賃貸業だと思うのです。ゆえに、日本語では当然仕事ですが、英語ではworkです。決してjobではありません。

で、どうなるの

当然、仕事を持つまでは誰もが無職です。中学生は無職です。アルバイトをしているかもしれませんが。社会に出て、仕事を持つまでは無職です。これは当たり前です。

不動産投資を考える場合、無職だから不動産投資はできないと諦めるのはちょっと諦めにも早すぎるように思います。

なぜなら、上記の通り職業を持つまでは誰でも無職ですからね。不動産投資を単純な投資とみるなら、無職では投資はできないと考えてしまいそうです。

しかし不動産投資を不動産賃貸業と捉えると、無職から有職になるチャンスでもあります。

先日もはじめて会った不動産会社の社長さんがおられました。年齢も30代でした。昨年に不動産会社を設立されたとのこと。

何やら雑談をしてました。僕がこの不動産会社の社長にどのような不動産を扱っているのですかと聞きました。賃貸と売買の仲介ですとの回答。将来は、不動産投資をしたいとのお話もされていました。

僕、なぜ不動産投資をしたいのに今、不動産投資をされていないのですかと問いました。不動産会社の社長曰く、今まだお金がないから不動産投資はできないとの回答でした。

ここで僕は思いました。不動産の業界におられる不動産会社の社長でも不動産投資は投資として認識されているのやなぁ。

投資として認識しているから、先ずは手元にお金が必要とか。信用がないと不動産投資はできないとか。なるほど、手元にお金がないよりもあった方が良い。信用がないよりも信用はあった方が良い。

しかしこれは程度の問題で、手元のお金も1万円ある人は100万円ある人をお金持ちと思うでしょうし。手元に100万円ある人は1000万円ある人をお金持ちと思うでしょう。これを繰り返しても無限ループになるだけで解決策にはなりません。

で、どうしたの

不動産投資を投資と捉えずに不動産賃貸業と捉えるとどうでしょう。今無職でもまったく関係ないですね。今無職の人が個人事業として独立するイメージです。

または、いきなり会社設立しても良いでしょう。他のブログにも記載しましたが個人事業として独立すると考えた時点で、僕は法人設立を勧めます。法人は早ければ1週間ぐらいで設立できます。

今日まで無職であった人が、一週間後には会社の社長って良い感じです。

で、どうするの

ここからが楽しみしかない状態です。手元に金があればその金でなにをしようかと思案する。手元に金がなければ、ないなりにどうしようかと思案する。

手元に金がない場合はどうするか。方法は2つあります。

  1. 金をつくるために何か仕事をする
  2. 金を借りてくる

1.金をつくるために何か仕事をする

この仕事が正にjobのような気がします。一生の仕事ではないけれども、手元にお金が必要である。このお金で例えば飯代にするとか。家賃を支払うとか。服を買うとか。

では、金を稼ぐ為の仕事とするなら、何が良いのかなぁ。と考えます。時間単価が良い仕事が良いのか誰でも出来る仕事が良いのか。手に職をつけるのか。

2.金を借りてくる

丸腰で、金融機関を訪問してもおそらく金は借りることはできないと思います。しかし、ここから考えものです。例えば政策金融公庫などでは起業融資などがあります。調べると5000万円ぐらいまでは金を貸してくれます。

当然この5000万円を借りる為にはそれなりの事業計画書は必要です。事業計画書を完成させる為には明確な事業目的とか事業意義は必要になります。丸腰で、金を借りることができないというのはこの事です。しかし5000万円稼ぐよりも5000万円借りる方が簡単かもしれません。

僕のこの思考回路でなんとかなりましたよ。

まとめ

不動産投資を投資と捉えず、不動産賃貸業と捉えてみてはどうですか。手元に金がなくても今無職でも何とかなりますよ。