大賀 信幸 
こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
不動産投資 リスク サラリーマン
職業に貴賎なしの言葉あります。どのような職業も貴いという意味です。僕もそう思います。お勤めしているとか僕みたいに事業をしているとか、公務員しているとか、職人さんしているとか、まるで関係なく貴いと思います。
職業という表現ではどうしてもその仕事に対しての収入なんてことを言い出す人います。これも当然と言えば当然ですが、例えば主婦はどうでしょう。
職業として主婦とするなら、仕事ではあるけれどもお金は発生しません。お金が発生しないものを職業と言うのかとの問題もあります。
で、どうなるの
僕は、職業ではなく仕事と表現しています。主婦の仕事。事業経営者の仕事、公務員の仕事、職人さんの仕事。皆同じように貴いと僕は思います。当然サラリーマンの仕事も貴い。
この仕事の言葉の意味は割と深い感じがします。普通に言葉は英語よりも日本語の方が語彙数多いように感じます。youを例に取りましても、日本語ではあなた、君、お前、貴様、おのれ、など複数あります。英語ではyouだけです。
英語に比べて日本語の方が語彙数多いと信じていましたが、こと仕事の意味としては英語の方に軍配があがるような気がするのです。
日本語では仕事は仕事ですが、英語では、jobとworkがあります。これ明確に違いがあります。
どう違うかというと、
jobはどうやらお金を稼ぐ為の仕事の色合いが強い印象です。例えば、時給１０００円でアルバイトしたとか。これ正しくjobな感覚です。日当１万円で現場仕事したとか。初任給２０万円でお勤めしているとか。
workはそのworkをする人のすべき仕事の意味合いが強い印象です。例えば、犬の散歩とか。庭のお花への水撒きとか。これこそがworkだと思うのです。例えば子育てとか。子供への躾とか。重要な仕事ではあるけれども、金銭ではその価値をはかれません。これが正しくworkだと思うのです。その人がすべき仕事。
しかし日本語では仕事は仕事としか表現しません。
で、どうしたの
この目線で不動産投資のサラリーマンとしてのリスクは何かと答えると、僕はその意識ではないかと思うのです。例えば、サラリーマンであるからこれしたら駄目とか。お勤めしているから、あれしたら駄目とか。この場合のあれとこれは、それぞれご自分で決めているように見受けられるのです。
もう少し具体的に記載します。僕が今まで見聞きしたりご相談を受けたりした経験上のことです。
例えば、サラリーマンであるから大きなお金借りてリスク取れないわぁとか。例えば、サラリーマンであるから嫁に相談して決めますわぁとか。サラリーマンであるからあまり目立つこと出来ないとか。公務員であるから清く正しく美しく生きなければとか。
冷静に考えてみてください。上記した文章をみると、接頭語としてサラリーマンであるからが付いています。この接頭語のサラリーマンであるからを外して書き直してみますね。
例えば、大きなお金借りてリスク取れないわぁとか。例えば、嫁に相談して決めますわぁとか。あまり目立つこと出来ないとか。清く正しく美しく生きなければとか。
サラリーマンであるからの接頭語を取ると、どうでしょう。別にサラリーマンであるからが付いていようがいまいが、一緒でしょう。サラリーマンであるから大きなお金借りてリスクとれないのではなく、その人の考えの根底で大きなお金を借りてリスクをとれないだけ。
サラリーマンであるから嫁に相談して決めるのではなく、この嫁と相談して物事を決める人は、元々どのような職業をしていても嫁と相談して決める人なのでしょう。
サラリーマンであるからあまり目立つことできないのではなく、この目立つことしない人は本来地味な人なのでしょう。
公務員であるから清く正しく美しく生きるのは大賛成です。しかし、これ、公務員でなくても清く正しく美しく生きるべきだと思うのです。
で、どうするの
不動産投資家としてサラリーマンのリスクは何かというと、それぞれの意識の問題やと思うのです。
サラリーマンであるから○○出来ないを再考してみるのはどうでしょう。サラリーマンであるからを取り除いてみて、本来ご自分のしたいことをする。これに尽きるように思うのです。
このサラリーマンであるからという接頭語が行動を束縛させる呪縛だと思うのです。
まとめ
どうやら行動しないのが最大のリスクのように思います。僕の廻りを見ても行動している人たちの多くは成功しています。行動していない人は失敗もしませんが、成功もしない。ただただ月日が流れるだけ。しかし投資目線で行動しないのは失敗です。なぜなら投資は時間の経過を味方にしますから。
非常にもったいない感じがします。この流れた時間があれば長期投資できたのになぁ何て思ってしまいます。
何もしなくて時間だけが過ぎるのか、何かして時間の経過を楽しむのか。そこにサラリーマンであるとかないとかはまったく関係がないような気がします。
