大賀 信幸 
こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
不動産投資 １００万円
普通に考えると、１００万円では不動産を購入できません。ま、探せばあるでしょうが、僻地であったり崖地であったりします。
かというて、１００万円でリートを購入するのもどうかなぁと思います。リートは不動産を証券化したものです。不動産投資をするなら、証券化したものではなく現物を運用してみたいものです。
これ、不動産を所有するとの呪縛から行動できなくなっている人見かけます。不動産投資＝所有するものであるとの呪縛です。
僕も含めてですが、人間には所有欲があります。不動産投資というだけで、皆所有するものと決め込んでいます。
しかし、信用もない。手元にお金もそんなに多くない。ちょうど貯めた１００万円がある。これで不動産投資をするにはどうしたら良いのか。
僕も経験したことですが、所有欲を排除してみたらどうでしょう。欲望を断つ。なかなか難しいものです。欲望を断って、僕には不動産なんて持てないと諦めるのも良いかもしれません。
不動産を所有するのを諦めたけれども、どうしても不動産投資がしたい。
不動産を所有するのを諦めてみると、何か見えてくるものがあります。
単純に他人から借りた不動産を別の他人に賃貸するってどうでしょう。これなら、最初から所有することを諦めていますから、手元１００万円のお金で何とかなりそうです。
で、どうしたの
僕なら、他人から借りた不動産を別の他人に賃貸します。具体的には、過去のブログでも記載したことですが、一時使用賃貸借で地主から僕が土地を借りる。
ただし、僕はこの借りた土地を第三者に賃貸することを地主に承諾を得る。承諾を得た土地ですから、僕の仕事は、僕からこの土地を賃貸する人を探すことに尽きます。
いろいろ営業して、僕はこの地主から借りた土地を他人に賃貸できました。この方法なら、１００万円も必要なく、手元のお金がなくても何とかなりました。
別の例では、僕が所有者の不動産の話です
都会に鉄骨３階建ての住宅には広すぎるし、事務所にするには、どうもしっくりこない物件があります。
この物件をどのように運用しようかと思案してました。住居として賃貸する場合は、家賃の上限は、誰が考えても１５万円から２０万円ぐらいでしょう。なぜなら、２０万円以上の家賃を支払う層はそんなに多くはありません。また、そんなに便利な地域でもありません。
そのころ民泊がブームになっていました。これはひょっとしたら民泊を運営している会社に賃貸することは可能ではないかと考えました。
民泊業者と複数接触しました。
で、どうするの
結局、民泊業者に一括で借り上げてもらうことにしました。ここからなんですが、家賃設定を２８万円にしました。保証金３ヶ月分としました。保証金２８万円の３ヶ月分ですから、８４万円です。
民泊業者は僕にこの保証金８４万円を支払っただけで、民泊を始めることができます。
僕の方の采配としては、いろいろ事業初期にはお金が掛かるであろと想像できますので、この民泊業者には、保証金８４万円は最初に預かりましたが、家賃２８万円は３ヶ月分をフリーレントにしました。
ゆえに、民泊業者は僕に４ヶ月目から家賃を支払うとしました。
民泊業者の立場としては、手元のお金８４万円から事業開始ができました。１００万円は必要ありません。
まとめ
不動産投資＝所有するという概念をなくすと、新たな発想が出てきます。手元にお金がないとか、信用がないとかではなく、考え方の呪縛を外すことで不動産投資を始めることができますよ。
