大賀 信幸 
不動産投資の仲介業者ってどう
結論として、不動産の仲介業者って結局汗かいて探さなければ出会でないのではないか。
不動産仲介業者の仕事は不動産の仲介です。
仕事としては、
- 不動産を売却する側の仲介 具体例は以下に記載
- 不動産を購入する側の仲介 具体例は以下に記載
- 不動産を賃貸する側の仲介
- 不動産を貸借する側の仲介
- 金融機関の紹介 司法書士の紹介 不動産の管理 その他
で、どうなるの
仕事内容としては、
不動産を売却する側の仲介
いろいろなパターンがあります。
１つ目として、
今までお付き合いのある不動産屋さんに手持ち不動産を売却する意志を伝えます。次に条件を決めます。最大は価格でしょう。売却出来るかどうかは、この不動産を購入する人を見つけることが出来るかどうかにかかってます。ま、当たり前ですが。売却する意志を伝える不動産屋さんは営業力がある業者さんが良いでしょうね。
いつもエンドユーザーとのつながりを重視しているとか。業界での業者通しの繋がりを重視しているとか。
売却する意志を伝えた不動産屋さんが購入者に直接仲介した場合、仲介手数料は売り側と買い側両方になります。
業界での業者間の繋がりを重視している不動産屋さんは仲介手数料片方だけになりますが、購入者を見つけるのが早い印象があります。
例えば僕が不動産業者の会合や集まり、飲み会に顔を出す。僕は宅地建物取引士ではありませんが、不動産会社を経営しています。
業界の仲間と挨拶したり、雑談、バカ話をしたり。で、必ず皆手帳とか鞄に売り側の物件情報を持ってます。この物件売ってきてくれないかとか。手数料十分に支払うから何とか売りお願いするとか。
単純にバカ話するだけの為に大人が時間とお金を使って飲み会は普通しません。皆自分のお金と時間を使って情報を集めたり営業活動をしています。これらを熱心にされている不動産屋さんには頭が下がります。
２つ目として、
手持ち不動産の近くの不動産屋さんとか、手持ち不動産の最寄り駅にある不動産屋さんに上記と同じように売却の意志と条件を伝えます。
まるでいちげんさんのようなお付き合いになります。繁盛してそうな不動産屋さんに声をかける場合もあります。面談して決める場合もあります。不動産って結局は近くの人が購入する場合が多いのです。
こんな機会に改めてお付き合いする不動産屋さんを選定しても良いかもしれません。
で、どうしたの
不動産を購入する側の仲介
今はネットの時代ですから欲しい不動産をネットで見つけてその物件をネットにアップしている不動産屋さんに声をかけるのが一般的かもしれません。
ネットがない時代では、最寄りの不動産屋さんに声をかけるしか方法はなかったように思います。不動産の売買情報もそうそう手に入るものではないですし。声をかけて、自分が欲している不動産のイメージを明確に伝える。例えば予算とか。用途とか。規模とか。地域とか。築年数とか。構造体の種類とか。
で、これらの情報を待ち情報を得る。情報の内容を見て判断する。これの繰り返しです。
僕の場合は、例えば昨年の話です。たまたまネットで見つけた大家さんの会というのがありました。不動産業者としてではなく、僕大家さんとして個人名で参加しました。
立食パーティでした。皆紳士的で楽しい時間でした。自己紹介なんかが始まりました。僕に名刺を渡してくれた人は不動産屋さんでした。仲介業者です。
不動産屋さんが僕に、何をされているのですか。
僕、不動産求めています。大家さんしています。
これぐらいの会話でした。僕名刺を渡しました。
僕過去に名刺交換会みないなのにうんざりしてました。
もらった名刺を二度と使ったことないですし。同じように僕が渡した名刺から何か発展したこともありません。考えた末、僕の顔のイラストと氏名だけ書いた名刺をつくりました。殆ど今はこの名刺です。
するとですね。反応が良いのです。二度目にお会いする率が抜群に上がるのです。今はネットの時代ですから、わざわざ、僕の名前で探してくれるのです。例えばtwitter経由とか。Face book経由とかで連絡あるのです。
そんな名刺にもかかわらず、連絡をくださり不動産の情報を持ってこられました。即決で買付いれました。
購入できました。
で、どうするの
こんなことしながら、地道に仲介業者である不動産屋さんとの繋がりをつくり続けるしか方策はないのではないかと思います。
まとめ
古い話を少し
僕の場合は一番最初は２０歳代のときに知り合った不動産屋さんです。港湾商事の平田さんと出会いました。仲介業者のことを周旋屋と言われてた時代です。
平田さんは第二次世界大戦で中国大陸に前線におられたそうです。命からがら帰ってこられたとのこと。当時の話を若い僕に語ってくださいました。宅地建物取引士の資格も受験すれば合格できたでと言われてました。
平田さんと僕との関係はただその頃僕が住んでいた家の近くの不動産屋さんというだけです。偶然知り合いました。若い僕に良くしてくださいました。不動産の売買は勿論、店子の客付け、不動産の管理などまでしてくださいました。不動産とはどういうものかとか。地域の情報は勿論のこと、町内会の夫婦喧嘩の仲裁までされていました。頭下がります。
僕の初めての物件の店子付けも平田さんがしてくださいました。長い間家賃の集金もしてくださいました。僕が描いた図面に家賃設定までしてもらったことあります。
