どうされましたか
不動産投資 失敗したら借金どうなるの。
こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
不動産投資 失敗と認めなければ失敗ではないのではないか。借金どうするの。大丈夫打つ手はある。
不動産投資 失敗 借金
僕は割と早くに不動産投資してたものですから、借りた金返せない相談よく受けます。ありがたいことに僕は今まで借りた金返せなかったことありません。破産の経験もありません。
ただ、借りた金返せなくなったらどうなるのか。破産したらどうなるのかは廻りを観察して知り得ました。僕に相談にくる人にはこれらを正確に伝えるようにしています。
普通に借りた金返せなくなるとですね。多くは弁護士の先生の処に相談にいきます。いろいろあるにせよ、破産を選択します。で、破産宣告します。結論は破産となります。不動産には抵当権設定されている訳ですから当然抵当権者が競売にします。で、競売になって終わり。
で、どうなるの
債務者は最低限の生活のお金だけ残して丸裸になります。見ていて痛いです。今まで贅沢三昧してたとか。羽振りが良かった人程痛いです。
債務者は天涯孤独であれば良いでしょうが、殆どの場合嫁子います。両親の面倒を見ている人います。自宅も競売になります。自宅もなくなります。
これ相当痛いです。住む処がなくなる訳ですからね。両親の面倒も見なければ。小さな子供のお世話もあります。不動産投資で豊かになろうと思っていたのに、丸裸どころか不動産投資する前より豊かでなくなります。
お勤めしながら不動産投資してたらお勤めは残りますが、不動産投資専業ではこれも相当辛い感じになります。収入が途絶える訳ですからね。
で、どうしたの
ここからどうするかで次の打つ手に相当選択肢があるように思います。僕が過去に観察してきた選択を記載します。まずは、破綻するとかしないとかは横に置いといて、住む処を確保しなければ家族を守れません。家族を不安にします。
まずは、自宅から考えます。
自宅が賃貸の場合
これはこのままで家賃さえ支払い続ければ問題なく住み続けます。
自宅を所有していて引っ越しする場合
破産すると殆どの場合、自宅を手放さなくてはなりません。破産する兆候があるのであれば所有している自宅とは別に賃貸物件を確保し住む処を確保するのが善手のように思います。
まだ、保証金家賃、仲介手数料、家賃保証会社への支払いが出来るうちにこれから住む処を何とか確保しておいてください。
自宅確保していない知人は、住む処を用意出来てなくてしばらく自動車を寝床にしていました。
自宅を所有していて引っ越ししない場合
こんなこと出来るのと思われるかも知れませんが出来ます。この自宅を善意の第三に購入してもらうのです。そしてその善意の第三者から賃貸するのです。
この状態で、破産を受け入れます。普通に破産後5年ぐらいすると銀行取引が出来るようになります。それまではお勤めをして信用の回復に努めます。
で、どうするの
銀行取引が出来るようになれば、住宅ローンを組んでこの元自分の家を買い戻すのです。
ゆえにこの計画は最初に家賃を決める必要があります。前後して買い戻す元自宅の値段を決める必要があります。
元自宅の値段はどうして決まるのか。これは債権者との交渉になります。多くの場合の債権者は銀行などの金融機関ですので金融機関の担当者との話し合いになります。
整理すると、
債権者である金融機関との交渉によりこの家の善意の第三者への売却価格を決めます。次に善意の第三者からこの家の元所有者への買い戻し価格を決めます。最後に破産から銀行取引出来るまで、この家の元所有者が5年間住む家賃を決めます。
で、5年後に善意の第三者から元所有者が住宅ローンで買い戻すとの計画です。
弁護士の先生から頼まれてとか、
計画通りに物語が進む場合もあります。途中で頓挫することもあります。
途中で頓挫したらどうするのってことになりますが、それはそのときのことです。先のことは分かりませんので。
途中で頓挫するバターンは2種類あります。
先ずは1種類目としては、
善意の第三者への家賃が支払われなくなります。この場合は申し訳ないですが退去になるでしょう。
で、退去後この家を善意の第三者は売却するか賃貸します。
2種類目としては、
善意の第三者からこの家を買い戻せなくなることです。この場合は善意の第三者への家賃の支払いは続きます。家賃が支払われなくなると退去になるでしょう。で、退去した後善意の第三者はこの家を売却するか賃貸します。
まとめ
途中で頓挫せずに善意の第三者から買い戻せたら最善手です。
この調子で金融機関に対して信用を回復して再度不動産投資や事業を始めます。借りた金返せなくなっても諦めないことです。諦めないと必ず光が見えてきます。これ間違いないです。