不動産投資【失敗 相談】

どうされましたか

不動産投資 失敗したら誰に相談するの。

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

不動産投資 失敗 相談よく受けてます。

不動産投資 失敗 相談

世の中の仕事をいろいろ観察すると見えてくるものあります。パイロットに郵便集配人。トラックの運転手さんにタクシードライバー。現場の大工さんとか左官職人。タイル屋さん。お世話になっている弁護士の先生とか。税理士の先生。行政書士や司法書士の先生もおられます。労務士の先生、公認会計士の先生にもお世話になっています。

会社員とか。ガソリンスタンドの店員さん。最近流行りのuberイーツとか。公務員とか。

これらに対して、僕らのような事業経営者とか。不動産投資家とか。何してるかあまり分からないような人達います。

この違いは僕なりに観察すると、

前者がどちらかというと手間賃仕事的な仕事。後者はどちらかというと投資収入的な仕事。

別の言い方しますと、

前者は労働収入的な仕事で後者はどちらかというと事業収入的な仕事。

またここから観察なのですが、職業には貴賎なしといいます。すべての職業は貴いもので賤しいものではないとの意味らしいです。僕もそう思います。

すべて職業は貴いものです。これを分かった上で、普通野球選手は水泳選手に野球のこと聞きません。野球のこと相談しません。野球選手は野球選手や監督、コーチに野球のこと聞きます。

これ普通です。しかどういう訳か一般の仕事となると野球選手が水泳選手に野球のこと相談するようなこと見受けられます。

で、どうなるの

例えば、友人の会社破綻しそうになりました。僕に声かけられた訳ではないので観察していました。友人は友人の会社の税理士の先生に相談に行ってました。税務の相談なら理解できますが、経営の相談に税理士の先生の処に行く。これは、野球選手が水泳選手にもの尋ねてるのと同じに見えるのです。

で、友人破綻しました。大切な家族もばらばらになりました。会社も家屋敷もなくなりました。跡を継いでいた子供さんも破綻しました。で、本人である僕の友人亡くなりました。

これ相談者の選択ミスのように思うのです。すべて税理士の先生が悪い訳ではありません。僕が言いたいのは事業家である友人の相談相手として税理士の先生が最適であったのか否かです。

整理しますと、税理士の先生は労働収入的な仕事です。僕の友人は事業収入的な仕事です。仕事の種類が違うのです。先の例と同じく野球選手と水泳選手ぐらい仕事の種類が違う。

で、どうしたの

破綻しそうな友人の最適な相談相手は、

  1. 事業経営者で破綻しそうになったヤツか
  2. または破綻から成り上がったヤツか
  3. または破綻していない健全な事業経営者

つまり事業収入的な人が相談する相手の最善手は事業収入的な仕事している人。

決して税理士や公認会計士や弁護士ではない。なぜなら彼ら士業は手間賃収入的な仕事であるから。

で、どうするの

不動産投資に限って観察しますと、不動産ですから本職の不動産屋います。街で見かける不動産屋は仲介業者です。または不動産管理を専門にしている会社です。

これらはどちらかというと手間賃仕事的な仕事です。仲介をして仲介手数料をもらうとか。管理をしてひと月あたりの管理費をもらうとか。

街の不動産屋は不動産投資家からお金をもらう側の仕事です。ここ言い方が微妙なんですが、決して不動産投資家と街の不動産屋は同等ではないのです。同列でもない。上下の関係でもない。野球選手と水泳選手的な違いがあるだけです。

僕らみたいな不動産投資をしているものは看板を上げている訳ではないですし。名刺に不動産投資と書いてる訳でもない。

労働収入的な仕事ではなく事業収入的な仕事。僕は事業収入的な仕事している当事者として自分のことも含めてこの違いを観察し続けています。

観察結果としてはどうやらリスクの取り方が労働収入的な仕事と事業収入的な仕事では違うように思います。

労働収入的な仕事のリスクは、

何をいうても労働収入ですから時間がリスクの最大になるように見受けられます。労働するには時間が必要ですからね。

美容室経営している友人います。午前中お客さん来ない日あります。このお客さん来ない午前中分を午後から取り返すことは無理といつも友人僕に言います。なぜなら時間が過ぎてしまったから。お客さん午後から2倍来ても労働収入を得るのは友人ひとりですから時間は取り返せない。こんな感覚です。

この労働収入的な仕事に対して、

事業収入的な仕事の最大のリスクは、

お金でしょう。もろにお金を張ってる感じ。かたや時間でかたやお金。まったくリスクの取り方が違うのに、それぞれが相談してもヒントになっても解決策にはならないのではないかと僕は思います。

まとめ

結局不動産投資で何か失敗や困りごとがあって相談したい場合は同じ不動産投資家以外いないのではないか。

昨今ではface bookやtwitterなどのSNSがありますから地域差なしに情報が共有出来るようになりました。SNSのお陰でそれぞれのミスを共有して最適解を最短の時間や手段で求められるようになった感あります。

僕の元にもいろいろ相談事メッセージ来ます。出来る範囲で応えるようにしています。お互いさまですからね。