こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
不動産投資 マイナスキャッシュフォロー
結論として、投資である限りマイナスはあり得ない。
多分、あらゆる投資にはリスクがあります。投資を表現しましたが、あらゆる行動にはリスクがあります。家を出て公園を散歩するだけでもリスクはあります。
家にずーっといるだけでもリスクがあります。どんなリスクって。例えば地震がくるとか。台風がくるとか。地鳴りがして地面が割れるとか。雷が家に落ちるとか。
普通は公園を散歩するとか家にずーっといるとかはほとんどリスクがないことと認識されています。これがもし、公園で散歩する前に公園で犬に噛まれることが分かっていたらおそらく散歩しないでしょう。
家にいて、雷が家に落ちることが分かっていたらおそらく家にいないでしょう。
不動産投資でマイナスキャッシュフォローというのはこれぐらいのリスクなのです。不動産投資をする前に誰もが収支の計算や未来を想像すると思うのです。
で、どうなるの
不動産投資でキャッシュフォローが最初からマイナスであればこの不動産投資の計画そのものを止めるか、計画を変更するのは当たり前だと思うのです。
それがどういう訳か物知り顔の大人になると、理屈では分かっているのに、独りよがりの理屈で間違った判断をしてしまいます。
これは科学的裏付けがないのにうさぎ飛びは足腰を鍛えるとかのひと昔前の精神論に似ています。うさぎ飛びで膝を壊して運動選手生命なくした人知っています。
僕が経験した例では事業経験もないのに事業を語る人います。どうやら大人は精神論が好きみたいですね。僕もいい歳にはなりましたが、こんな大人にはなりたくないなぁなんて思っています。ま、語るだけでは害はないのですが自分都合の理屈で若者をマウントするような大人いました。
僕が不動産投資をはじめた頃
兄ちゃんぷらぷらせんと仕事しいやぁ。と僕に言うてた大人いました。どうやら大人の理想は、努力して苦労して仕事しているフリしている若者が好きみたいですね。これは今も変わらずです。こんな若者は大人に好かれてる感じがします。
若者は賢いのでこの仕事しているフリをすることによって大人に好かれようとしている気配も感じ取ることができます。
僕も多くの大人に努力や苦労を強要されるような言動や思想を伝えられました。どうやら大人たちは努力や苦労の先に成功があるのが好きみたいです。
で、どうしたの
で、ここからなんですが。この努力や苦労の末に未来の成功があると言う間違った思想を本気で信じている人たちいます。
それも少数ではなく多数です。冷静に考えると、両親や親戚のおっちゃんおばちゃん。学校の先生。近所のおっちゃんおばやん。皆努力や苦労の末に将来や未来の成功があると信じる人しかいませんでした。
おそらくこの環境は僕だけではなく今の時代に日本で生まれ育った人達全員の思想だと思うのです。この環境で育った子供は当然、皆同じ思想になります。
で、どうするの
で、努力や苦労の末に未来は花開く。未来に光り輝く成功がある。ここで不動産投資の話になるのですが、今キャッシュフォローマイナスでも未来になるとキャッシュフォローはプラスになりますよ、何て言葉信じている人たちいます。
これ皆嘘ですからね。努力と苦労をすれば輝く未来があると言うのは嘘です。皆努力や苦労はしています。努力や苦労をしていても未来に成功があるかどうかは分からないのが本当です。努力や苦労をしていても輝く未来だけではありません。輝かない未来もあります。
行動には2種類あります
- 輝く未来を想定する行動
- 努力や苦労だけをする行動
1.輝く未来を想定する行動
何が何でも不動産投資の場合はキャッシュフォロープラスになる行動です。キャッシュフォロープラスであると言うことは、利益体質な法人や個人になります。
2.努力や苦労だけをする行動
これは不動産投資の場合は、努力や苦労だけをする行動です。つまりキャッシュフォローマイナスな行動です。この行動の先には輝く未来はあり得ません。つまり損を抱えた法人や個人になります。
まとめ
不動産投資の場合は金額が大きいですからどうしても少額で検証してから大きな金額投資するなんてことは出来ません。
野球に例えると、キャッチボールの練習せずにいきなりマウンドに上がってバッターと勝負する感じです。バッターであれば素振りもせず、いきなりバッターボックに立ち豪速球に向かう感じです。
皆同じ条件です。しかしスポーツと不動産投資の違いはスポーツは考えた動きを身体に覚え込ませなければ使い物にはなりません。
対して、投資は考えることや未来を想定して思考実験することで、いきなりバッターボックスに立てます。いきなりバッターボックスには立てますが必ずヒットを打てるとは誰にも分からないのが投資です。
と考えるのなら、最初からキャッシュフォローマイナスが分かっている投資はしてはなりません。凡打が分かっていてバッターボックスに立つようなものですからね。