こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
不動産投資 民泊
投資として民泊ってどうってことになりますが、自身で客人の管理やリネンサービスの手配などを行いだすとこれはどうやら投資の色合いは少なくなり、労働の色合いが多くなるように思うのです。
世間を観察すると、僕の観察力では労働収入と事業収入があることは理解でしました。これらから派生して、権利収入などがあるようです。ここのところは僕の観察力では弱いなぁと自覚もしています。
いろいろ本も読むのですが、矢沢永吉が大成功したのは、楽曲の著作権や歌唱での権利収入を自身で管理したからだとも言われています。
逆に自身が作曲した楽曲の著作権が第三者の所有になった場合は権利者の承諾なくしては、歌えなくなるとのことも記載されていました。
有名なところではビートルズの楽曲の権利はマイケル・ジャクソンが購入したとされています。マイケルが亡くなったあどはどうなったのでしょう。
話が大きくなりましたが、不動産投資を考える場合、上記の権利と労働の部分は相当重要です。ミュージシャンに対して舞台で歌を唄うことは労働というと大雑把すぎますが、身体を使うという目線では労働になります。
しかし、そこから表現される楽曲は権利になります。権利になれば自身が歌を唄わなくてもカラオケで誰かが唄うだけで権利収入を得ることができます。当然楽曲の作詞作曲、アレンジも含まれます。
不動産も不動産の地権者としての権利があります。所有権は皆知っています。借地権とか地上権などの権利があります。
これらの権利があるから、そこに家賃が発生したり、この権利を売却したりする方策が出てきます。ここがおそらく投資になる部分です。なおかつ、業になる部分です。業とは事業でもありますし、労働でもありますし、仕事でもあります。
この不動産の所有権などの権利を第三者に賃貸すると不動産賃貸業になります。不動産を賃貸する為に、借りてくれる人を探すのはどうでしょう。この部分は仕事になります。
投資の色合いから少し離れるように思います。所有不動産の共有部分の清掃などはどうでしょう。この清掃部分を不動産投資家が自身でされている場合もあります。労働の部分です。
このような分析をしてみると、どうやら不動産投資の中で民泊を考える場合は、投資というより業の比率が多くなるように感じます。
で、どうなるの
不動産投資で民泊を考えるとき、不動産を得る。得た不動産を民泊にリフォームする。土地を購入する。この土地に民泊を目的とした建築物を建築する。
ここまでは、投資家の仕事であると思うのです。ここから民泊の運営に入れば入るほど、投資から離れて、業に近くなるように感じます。
で、どうしたの
僕の場合は民泊の運営は、自身や自社で行うのは不得意であろうという判断をしました。よって民泊用の不動産物件を選定して、得るまでは自身や自社の仕事としました。
そして、実際に民泊の専門の業者さんを訪ねました。彼らに物件まるごと賃貸借契約をしました。昨今、観光客などが減少していますが、運営されています。
で、どうするの
投資の色合いを深めるのであれば、民泊業者さんとの賃貸借契約が善手でしょう。自身で民泊を業とされるのなら、自身で不動産を所有する必要はないかもしれません。誰かの不動産を借りて、この借りた不動産で民泊を運営すれば良いのです。
まとめ
不動産投資で民泊ではどうでしょう。投資よりも業の色合いが強くなるように感じます。この塩梅は各投資家の裁量です。