こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
不動産投資 無担保ローン
一昔前の漫画ならストーリーを考えた時点で、ありえないで編集長に却下されたと思うのです。
メジャーリーグでプレーする日本人がいるだけで感動しました。野茂英雄さん。プレーするだけではなく、ノーヒットノーラン達成。
で、次にはイチロー選手。通用するのは投手だけとか言われたました。野手ではレギュラー取れないやろぉとか。イチロー選手は身体が大きくないとか。ひ弱とか。それがま、最多安打。タイトル。
極めつけは、大谷翔平さん。二刀流だけでもありえないのに、投手として勝ち星あげて、ホームランタイトル争いしいる。
僕の経験では、無担保ローンは願ったり叶ったりなのですが、無担保だけに問題が2点あります。
まず、1点目は、
借入金額が少ない感じがします。事業規模にもよるでしょうが、有担保ローンに比べて融資実行額が少ない。
次に、2点目は、
返済期間が短い。無担保ローンの金融機関の想定は、運転資金的な金融です。銀行からの融資なら5年から7年ぐらい。政策金融公庫なら10年ぐらいが最長ではないのか。
理想は、無担保で融資実行額が多く、返済期間が長いローンですが、そんな無担保ローンは存在しません。
お金を借りるとときに、無担保って、メジャーリーグでプレースする野球選手並の奇跡的なことだと僕は思います。数十万円のお金ならありえますが、これ数千万円での無担保ローンは、普通はありえません。
で、どうなるの
先日、日本政策金融公庫に行ってきました。窓口の担当者に疑問を質問しました。僕は日本政策金融公庫とは不動産賃貸業でご縁がありませんでした。
知人が不動産投資をはじめるのに、いろいろ情報を集めていました。そこで問題は日本政策金融公庫ではどのような条件で融資をしているかとの話になりました。
You Tubeで何やら確認したり、ネットで日本政策金融公庫についてのブログなどでの情報を得ました。しかし何だかしっくりこない。
発信する人ごとに、発信する情報に差異があります。近くの日本政策金融公庫に僕が直接訪問しました。
日本政策金融公庫でお金を借りるときの条件はどのようなものか。不動産賃貸業ではお金を借りることができるのか。不動産賃貸業での借入条件はいかようなものなのか。質問しました。
担当者いわく、
まず、1つ目の条件は、
無担保ローンですとのこと。
次に2つ目の条件は、
無保証人ローンが原則とのこと。
この条件に僕はびっくりしました。無担保ローンはあり得ますが、無保証人はあり得ないと思っていました。数年前から無保証人が原則になったとのこと。
これはまるで、メジャーリーグでの大谷翔平さんのようにピッチャーで勝ち星あげて、ピッチャーとしてローテーション守ってなおかつホームラン争いしてる状態です。
で、どうしたの
しかし、上記無担保ローンでなおかつ無保証人の条件を不動産賃貸業に当てはめてみますと、重大な欠点がみえてきます。
普通はあり得ない、無担保ローンでなおかつ無保証人ですが、悲しい現実として、返済期間の上限が10年なのです。
何度も確認しましたが、この返済期間の10年はこれ以上長くならないようなのです。
返済期間10年で不動産賃貸業での不動産融資を行うと、多くの物件は、利益は出るけれども手元資金が枯渇します。
で、どうするの
結局、手元資金の枯渇を防ぐ為には、借入額を減らして手元現金を投入するしか方策はないのではないか。
とするなら、無担保ローンでなおかつ無保証人を優先するのではなく、有担保ローンで保証人有りのローンの方が不動産賃貸業には向いていると結論しました。
まとめ
無担保ローンで、なおかつ無保証人での金融は魅力がありますが、返済期間10年がネックになるように思います。この条件では不動産賃貸業での金融は向いていないのではないかと思います。ただし、手元資金を多めに投入し、借入額を少なくする方策を取ると不動産賃貸業でも利用は可能です。