不動産投資【失敗1,失敗談ってありすぎて、とても書ききれませぬ】

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

不動産投資 失敗談

自分で自身の失敗を客観的に観察したとして、その原因が分かれば苦労はないのですが。原因が分からないから失敗するともいえます。

しかし失敗も良いよう表現すると、可能性を追求した結果その可能性が破れたともいえます。とするなら僕は相当可能性を追求していることになります。

思い出すだけでも相当あります。一覧にしてみます。まだまだありますけれども。

  1. 契約
  2. 既得権
  3. 夫婦喧嘩
  4. 清掃
  5. 泥棒
  6. 保険
  7. 集金
  8. 手形
  9. 裁判
  10. 建築協力金

で、どうなるの

それぞれ詳細を記載してみます。

1.契約

これはもうあほとしか言いようがないミスです。訳もわからないまま、小さい土地に倉庫を建てました。木造の倉庫です。設計は僕が自身でしてみました。2階建てです。現場は大工の棟梁にお任せしました。僕興味があったので棟梁と弟子との一団に混じって現場で一緒に刻みとか棟上げのお手伝いしました。今ではいい経験になりました。

建築をつくることに頭がとられ過ぎたのは言い訳ですが、店子との賃貸借契約書は、みよう見まねで僕作成しました。店子と僕との賃貸借契約締結です。

僕がまだ20歳代の頃の話です。それから時が経ち僕も会社を設立し不動産専門のスタッフを雇用するようになりました。僕がこの20歳代の頃に契約した店子さんが20年間も契約してくださっていました。いよいよ退去のときがきました。

僕の会社の不動産管理のスタッフに契約解除を任せました。契約書には保証金とか契約解除のときにそれぞれの取り決めが記載されています。僕ももう20年以上も前のことなので内容はすっかり忘れていました。

不動産のスタッフから連絡がありました、

  • スタッフ 契約書の甲と乙間違っています。これでは退去になりませんよ。
  • 僕 あらら。適当に契約解除にしておいてください。

ということで、深く店子に突っ込まれることなくこの契約は無事に解除できました。僕が店子に倉庫を貸しているのですが、甲と乙間違っていたので、僕の倉庫であるのに、店子の倉庫を僕が借りていたことになっていました。

2.既得権

うる覚えの知識で既得権というのを知りました。どうやら土地や不動産を専有すると、善意で10年、悪意で20年でその土地や不動産は自身のものになるそうです。

土地区画整理事業の土地区画図面をみていました。何やら1坪ぐらいの四角い土地が無記名であるのを発見しました。

普通は、誰か個人や法人の名義の土地です。または、大阪市の土地区画整理事業ですから名義は大阪市のはずです。

しかし無記名です。これは身につけたばかりの知識の既得権を試すことができるのではないか。20年間僕が使用したとする証明が必要です。どうしたものか。そうや、この土地に小屋を建ててみようと思いました。確か建築基準法では10平米までの建築物は確認申請が必要ありません。

大工の棟梁を呼んでコンクリートブロックで基礎をつくり木造で1坪の小屋を建ててみました。犬小屋より大きな感じの小屋が完成しました。この状態で20年専有すればこの1坪は僕のものになるのではないかと期待でわくわくしてました。

完成した次の日、ここの町内会のえらいさんから呼び出しを受けました。解体しろとのこと。理由を聞くとこの1坪の土地はもともとお地蔵さんがあった土地のようでした。僕解体しました。

3.夫婦喧嘩

夜中に携帯電話で店子付けをしている不動産屋さんから呼び出しを受けました。店子をつけることはお願いしていましたが、管理全部は依頼していませんでした。僕が呼び出された理由は非常ブザーが鳴っているとのこと。現場にいきました。消防車と救急車とパトカーがきていました。住人は表に出て、消防車の非常灯が点滅していました。火事かと緊張したのですが、どうやら店子が夫婦喧嘩して、非常ブザーを押したとのこと。

この事件をきっかけに自主管理をやめて、管理業者に管理をお願いしました。

4.清掃

共有部分の清掃は、最初は訳も分からず自身で清掃していたのですが、2ヶ月目にこの清掃僕がしている場合ではないのではないかと思いました。大手清掃会社に依頼しました。これがま、四角い部屋を丸く清掃する感じです。最後にはこの大手清掃会社の社員は僕にお金を借りにくるようになりました。人間としてどうよと思いました。

結局は数年間で何度も清掃の会社をかえました。良い清掃会社と出会えました。今ではもう20年ぐらいのお付き合いになりました。20年ですから今ではその息子さんが後を継いで清掃会社をされています。

5.泥棒

泥棒が物件の壁を壊して侵入しました。室内の扉も壊されました。しかし実際の被害はなかったです。この壁と扉を壊された修理を自腹でしました。

この頃は保険の知識がなかったのです。これらは火災保険で対応できることを知ったのはこの事件よりはるか後です。

ここからは明日のブログに続きます。