不動産投資【リスクって何、どうなれば失敗なのか】

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

不動産投資 リスク 失敗

思考実験です。想像します。

沈みそうな舟に乗っていた場合、舟から海に飛び込むのが失敗なのか。沈む舟に乗り続けるのが失敗なのか。そもそも舟に乗ったことが失敗なのか。

沈みそうな舟に乗っていた場合、舟から海に飛び込むのがリスクなのか。沈む舟に乗り続けるのがリスクなのか。そもそも舟に乗ったことがリスクなのか。

今沈みそうな舟と記載しましたが、寿命のあるものすべてが沈む舟と表現できるのではないかなぁとも思います。

例えば、僕たちの身体。思考。すべてに寿命があるように思います。

僕たちの仕事にも寿命があります。お勤めの方でしたら定年があります。僕らのように事業をしているものであれば、いつかは引退しなければなりません。いつまでも働く気持ちがあってもそれを許さない環境も現実には存在します。これは悲しい現実です。

仕事を引退しても定年になっても日々生活しなければなりません。ここからがいろいろ思案のしどころでして、定年後や引退後の生活をどうするかってことになります。

今、ネットなどをみると、ベーシックインカムなんて言葉も出てきています。

ベーシックインカムの制度は最低限の費用を国が保証するとでもいうのでしょうか。社会保障のひとつです。これらが出来ると生活するには安心かもしれませんね。

仕事を沈む舟と表現しました。必ず沈みます。必ず仕事をやめる日がきます。その日の後の生活をどうするのか。

沈む舟からしばらくは沈まない舟に乗り移ることは可能なのか。出来ることなら、沈むと分かっている舟に沈むまで乗り続けながら、しばらくは沈まないであろう舟に乗れないものか。

可能であればこのしばらくは沈まないであろう舟が複数艇あれば理想です。

で、どうなるの

沈む舟、しばらくは沈まないであろう舟。しばらくは沈まないであろう舟が複数艇。これを仕事目線ですと労働収入と事業収入と表現できるかもしれません。または、労働収入と複数の事業収入または、複数の不動産収入です。

不動産投資は、投資でありつつなおかつ事業収入の側面があります。不動産に投資さえしていれば完結するものではなく、ある程度は自身の運営や運用の裁量が問われます。

不動産に投資して完結しないのは不利益のようにも思いますが、自身の裁量で収益がかわる処が不動産投資の利点でもあると僕は思います。

で、どうしたの

結局は、今携わっている仕事は沈む舟と気がついた時点で、しばらくは沈まない舟を探して乗り移ることが最大のリスクヘッジではないかと思うのです。

頭が良いとか悪いとか。行動するとかしないとかの判断ではなく、今携わっている仕事は、いつかは沈む舟。つまりいつかは無くなる仕事であると気がつくか否かです。

沈む舟に乗っているのですから、舟が沈む前にしばらくは沈まない舟や浮き輪に乗り移るのがリスクを避けることになるのではないかと思うのです。

この場合の失敗は、舟が沈むことに気がついているのに、浮き輪やしばらくは沈まない舟に乗り移ることをしないことです。

で、どうするの

結局は、労働収入以外の収入の確保を怠ることが、リスクであり失敗であると思うのです。労働収入以外の収入って何ってことになるのですが、そのひとつが不動産投資であるのではないのかなぁ。

まとめ

不動産投資に限らず、労働収入以外の収入を得ることを怠ることがリスクであると思うのです。その結果辛い思いをするとするなら、リスクが分かっていながら手を打たなかったことが失敗だと思うのです。