僕が不動産投資を始めた理由【守るべき人がいたから】

どうされましたか

不動産投資をはじめた理由って何かきっかけがあったの。

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

僕が不動産投資を始めた理由を記載します。安心が欲しかったのかもしれません。

不動産投資 始めた理由

高校留年して2回目の3年生19歳のときから仕事っぽいことをはじめました。アルバイトでもなく、時給でもない。今の言葉で言うとフリーランスですか。仕事を頂いて納品する。その仕事に対してお金をもらう。おそらく廻りの友人達よりも効率的に仕事してたと思います。僕の家にはまったく経済力のないお婆ちゃんとお母ちゃんがいました。家に帰るとお婆ちゃんとお母ちゃんが根を生やしたように家にいました。二人は当たり前のように掃除をしてご飯をつくってくれていました。楽しくテレビを観たりあれこれ話をしたり。この日常は当たり前であるけれどもとても不安に思いました。この経済を支えているのは誰かと廻りを見渡すと僕の親父しかいません。親父もいつかは働けなくなる。とするなら誰がこのまったく経済力のないお婆ちゃんとお母ちゃんを食わすのか。僕しかいないことに気がつきました。お婆ちゃんもお母ちゃんも生涯外で働いたことありません。このお婆ちゃんお母ちゃんに仕事してくれと言うのも無理があると思いました。で、僕が仕事を始めた訳ですけれども。

もし僕が働けなくなったらどうなるのと思いました

ありえる事です。生命保険というても保険料掛け捨てですし。積立型というてもこれで一生食える訳でもない。この思いから投資を研究しました。研究すると言うても留年している高校生ですし。高校の先生に聞くまでもなく答えてくれるはずありません。

これは彼らの日頃の言動や態度からも推測できました。高校生の妹もいました。こんな事考えながら大学に潜り込みました。仕事は相変わらず順調で殆ど学校にも行かず。大学に行けば何か手がかりはあるかと期待してたのですが、期待叶わず。で独学をすることにしました。

ちょうど大学には大きい図書館がありました。ここなら何かの参考になるのではないか。しばらくこもりました。何から手を付けて良いかも分からず廻りを観察することと読書から始めました。いきなり不動産投資から調べた訳ではなく、投資全般について調べました。1番最初は株式投資です。グランビルの法則とかボリンジャーバンドとか。移動平均線とか。これらは株式相場を判断するインジケーターと言うヤツです。あまりにも難しく手がでませんでした。

調べているうちに株式投資はお金が必要

当たり前ですが、気がつきました。まだ学生ですしお金がない。投資するだけのお金を稼ぐ時間を待てない。廻りの株式投資しているおじさんとかも観察もしました。どうやら利益を出している形跡がない。そのおじさんはいつも食卓で罫線やローソク足をグラフ用紙に手書きしてました。そもそも僕は手元にお金がないのですから、株式を購入できません。出来たとしても少量でとてもまったく経済力のないお婆ちゃんとお母ちゃんと妹を食わせるには足りないことに気がつきました。か、か借り入れたお金で投資をすればこの問題は解決すると思いました。で、今度は借り入れる事を観察研究しました。読書しても答えにたどりつきませんでした。付き合いのある銀行の担当者に話を聞きに行ったりしました。

借りたお金では株式投資は出来ないと結論されました

手持ちの株式を担保にお金を借りることは可能でしょうが、株式投資をする目的ではお金を借りることはできません。投資のことを考えならが街を歩いていると小さなビルがたくさん建っています。マンションもあります。共同住宅もあります。家賃を払っている人います。

ひょっとして大家さんというのは投資の形態のひとつではないかと観察できました

ここでやっと不動産と投資が結びつきました。なるほど、大家さんって昔からいるやんか。大家さんて投資家やってんなぁ。最大の気付きがありました。大学の図書館ではモノ足りず、大阪梅田にある紀伊国屋書店に通いました。今でも関西最大と思います。ここでいろいろな投資関係の本、その中でも大家さんになれる本を探しました。見つけました。

邱永漢です

きゅうえいかんと読みます。台湾の人で日本で教育を受けたと経歴にありました。大家さんだけではなくビジネス全般を語る本でした。著作の殆どを購入し読み漁りました。邱永漢氏は語るだけではなくご自分で不動産投資はもちろんのことビジネスホテルやコインランドリーへの投資もしておられまた。また今では誰でも使っているビジネスホテルやコインランドリーの名付け親でもあります。文章も分かりやすく真実が書いてあると確信できました。僕が22歳ぐらいの時です。後で分かったことですが、邱永漢氏の文章は分かり易いはずです。直木賞を受賞されている小説家でもありました。この才能にはびっくりしました。これを知ったのは石原慎太郎の著作で石原慎太郎氏が芥川賞を受賞した同時期に邱永漢氏は直木賞を受賞と書いてありました。

手がかりはできた

邱永漢の書いてある不動産投資の本を頼りにいろいろ自分で考察しました。邱永漢の著作では借り入れのことも記載されていました。一定の条件があれば全額借り入れたお金で不動産投資が出来ると確信しました。

一定の条件とは

借り入れたお金を家賃収入だけで返済することなんです。逆にいうと家賃収入で返済できるであろう事業計画であれば購入しようとする不動産を担保にお金を借りることが出来のです。実際には銀行の属性とか購入しようとする不動産の属性とか借り入れる個人法人の属性とかがありますが。それと借入期間と金利ですね。これえらを組み合わせて借り入れたお金を家賃で返済していくのです。

で、どうなるの

不動産投資によって得たお金を万が一のときの経済力のまったくないお婆ちゃんとお母ちゃんと妹の生活費にするのです。安心を得ることが出来ました。

で、どうしたの

毎月の家賃から毎月の返済額を差し引いたお金が手残りのお金です。後年これらのお金や考え方のことをキャッシュフローと言うことを知りました。

で、どうするの

まずは、適当にネットで不動産を探すことから始めてみてください。いきなりビルとかいきなり1棟ごとのマンションも良いですが、ご自分が出来そうなものを見つけてみてください。例えば20坪ぐらいの中古の戸建て木造住宅とか。ググれば400万円とかで出ていることもありますよ。この400万円プラスリフォーム代を金融して毎月の返済額を計算します。同時に周辺の家賃相場を調べます。例えば家賃相場が7万円、毎月の返済額が4万円とすると差し引き7万円−4万円で3万円になります。この数字を積み上げるのです。調べる肝は、物件価格、概算のリフォーム価格、金利、返済期間、周辺家賃相場です。ここから創意工夫が出来ます。例えば普通に7万円の家賃はワンルームの家賃相場でしょう。上記の戸建てに例えば1台分の駐車場があるとするとおそらく8万円以上の家賃にはなりえます。こうして価値を見つけて家賃に反映するのです。

まとめ

安心を得る為に不動産投資を始めました。借り入れしたお金で不動産投資始めました。頂いた家賃から毎月の返済金を返済するのです。残ったお金をキャッシュフローと言います。このキャッシュを積み上げるのです。十分にまったく経済力のないお婆ちゃんお母ちゃん妹を食わせることが出来るようになりますよ。