不動産投資【中古マンションリスク】

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

不動産投資 中古マンション リスク

仕事が終わって夕方、今日は彼女を誘って食事しようかなぁ。友人からの久しぶりの電話、今から呑みに行こうかなぁ。

日々生活していると嬉しい誘いがありますね。この誘いに応じるのに、家族の同意を取らないと呑みにも行けないルールが存在したらどうですか。

彼女を誘って食事するにも、町内会の過半数の同意を取らなければ彼女を誘って食事もできないルールが存在したらどうですか。

僕なら絶対にこんなルール嫌です。僕でなくてもすべての人がこんなルール嫌と思います。

ところがですね。区分所有の分譲マンションはこのようなルールが現実に存在します。

少し古くなってきたなぁ。玄関周りだけでも美しくしたいなぁ。住人の過半数以上の同意が必要です。共有部分の清掃がうまく掃除できていないなぁ。住人から選出された管理組合の理事の過半数の同意が必要です。

地震で大きな被害が出た。地震保険だけでは修復に金銭的に足りない。これからどうしたものか。管理組合員の過半数ではなく、3分の4や4分の5以上の同意が必要です。

これらの場合、自身の判断以外の結論が出た場合はどうするのか。ルールでは過半数などの所有者の投票で決定されます。

自身の判断と所有者の総意では総意が優先されます。自身の意のままにならない。彼女とデートするのに町内会の同意がないとデート出来ない状態になります。

で、どうなるの

自身の判断以外の総意になったときが最大のリスクです。このリスクをどのように避けるか。リスクヘッジをどのようにするのか。

想定出来ることはルールを変更するしか方法はないのではないか。しかしルールを変更するにも総意の決定が優先されます。

国会中継をテレビで観て歯がゆく思う状態になりますね。このようなことが身近に行われる状態が、分譲マンションの管理組合の総会です。

で、どうしたの

意思決定に、多数決や過半数のルールを変更するにも、多数決や過半数のルールが適応されるのが分譲マンションの管理組合です。

分譲マンションの管理組合の意思決定は自身の判断に合致しない場合があります。この合致しない場合をリスクとするなら、リスクヘッジはどのようにするか。

僕の結論は、分譲マンションに手を出さないとしました。

僕は過去に分譲マンションを投資対象として所有したことあります。どうも僕の性格が歪んでいるのか、管理組合総意と僕の意見が合致しないこと多々ありました。

結局、分譲マンションを手放すことで僕はリスクをヘッジしました。

で、どうするの

中古マンションのリスクも含めて区分所有の分譲マンションはリスクの塊です。なぜなら、意思決定に自身の判断と総意の判断が合致しないことが多々あるからです。

まとめ

この分譲マンションのリスク回避の方策は、分譲マンションを所有しないことです。これ以外には方法はないのではないのかと結論しました。