不動産投資【何歳からというよりも、何歳までの方が現実的かもしれません】

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

不動産投資 何歳から

投資は何歳からでも良しだと思います。しかし投資する意味とか意義とか目的がはっきりしないと途中でブレるような感じがします。

特に相場が爆下がりしたときとか。昨今ではリーマンショックとか東日本大震災とか。だいぶ前では阪神淡路大震災とか。

皆投資心がへこたれます。しかし僕の知人で凄い人たちは投資意欲満開でこれらの現地に乗り込み投資や仕事をされていました。

僕の実体験としては、1990年代のバブル経済崩壊で、僕被害はなかったのですが廻りの知人達が亡くなったり破産倒産したりそれはそれは大変な目に合っていました。

これらを目の当たりにして、僕も投資心がへこたれたと言うか。投資するのが怖くなりました。それまではあまり深くものを考えずにお金を借りて投資をしていました。

ゴルフにイップスというのがあるらしいですね。野球選手も何かのきっかけでボールを投げることが出来なくなることがあるとYou Tubeでいうてました。日本ハムで投手をしていた岩本さんです。

投手でボールを投げることが出来ないって致命傷です。プロ野球と比べるのもおこがましいのですが、僕はホントに不動産投資が出来なくなりました。

リストにあげている不動産を見るだけでも辛い感じがします。廻りの人が亡くなったり破産したりですから、明日は我が身ではないかとの恐怖心が先立っていました。

もうこの恐怖心が出るとどうしようもありません。投資しようという気持ちがまるで失せますからね。僕の場合は1990年代のバブル崩壊後数年は不動産投資を完全にやめていました。この期間に、他にすることがないので本の執筆や特許申請を数多くしました。

僕に取りましては不動産イップスのお陰で書店に本が並ぶようになりました。このときの心の動きは今でも再現できます。今でも覚えています。

不動産のことを考えるだけで辛くなるのです。破綻するのではないか。借りた金返せなくなるのではないか。店子が集まらないのではないか。

恐怖の心を持ったまま、誰に依頼される訳もなく勝手に本の原稿を書いていました。これがま、僕にとりましては不動産投資からの逃避なのですが。不思議なことに原稿を書いているときは、何の恐怖心も持ちませんでした。

しかし今から思えばこの1990年代のバブル経済崩壊時が最大の投資チャンスでした。時が過ぎ、2000年代になりリーマンショックがやってきました。

皆ビビリました。しかしこれも今から見れば最大の不動産投資のチャンスでした。後付の理屈はさておいて、なかなかこのような状況や環境では前向きの投資は出来ないものです。

で、どうなるの

投資するには年齢やタイミングと思われがちですが、僕の感覚では投資するぞという心構えが最大の重要な要素だと思います。ゆえに、投資するのに年齢うんぬんはまったく関係ないように思います。

投資するぞと強い心構えがあれば、例えば20歳代で経済的に豊かでない場合は経済的に豊かでないなりの投資の手法があるように思います。

投資するぞと強い心構えがあれば、例えば60歳代でも70歳代でも関係ないように思います。まだ僕はこれらの年齢を経験していないので一概には言えませんが。

で、どうしたの

先日も僕のブログを読んでいた経営者の方から不動産投資の相談を受けました。僕の親父が生きていれば同じぐらいの年令の方です。もう80歳半ばです。

大賀さん、駅前の鉄骨造のマンションを1棟購入しようと思うが一緒に見てもらえないかとお誘いを受けました。僕はこの経営者に不動産投資をする目的は何ですかと問いました。

息子に残してやりたいのやと答えられました。それなら息子さんと同伴でならお伺いしますと答えました。なぜなら息子さんが不動産に興味がなかったり、不動産を負債と考えておられるのであれば、例え良い物件でも投資としては向かないのではないかと思ったからです。

投資ですから想定外のことも起きる可能性があります。そこまで腹をくくっていないと投資判断がぶれます。

で、どうするの

現実問題として、20歳代では金融機関からお金を借りるのに信用や実績の問題で良い回答が得られない場合があります。70歳代ではお金を借りるのに信用はあるけれども返済する時間が無いとか言われそうです。

信用や実績がないのであれば、ないなりに投資できる不動産は限られるとは思いますが、トライしてみるのが善手だとおもます。

返済する時間がないのであれば、そもそもお金を借りなければ返済しなくて良い。

まとめ

不動産投資をするのには年齢は関係ないように僕は思います。年齢よりも優先されるのは不動産投資をしようとする気持ちではないのかと思います。