大賀 信幸 
こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
不動産投資 持ち出し
コンビニのアルバイトって相当難しい仕事と最近思います。単純だと思っていたレジ打ちが難しく思います。商品はポスシステムですから商品のバーコードをかざすだけ。しかし消費税は現在２種類ありますし。
公共料金の支払いもコンビニで可能になりました。僕がアルバイトしているとするなら、ゴム印の日付を押すの忘れそうです。領収書も公共料金の領収書も半券を切らなければならないし、コンビニレジのレシートも渡さければなりません。
なおかつ、映画チケットの発行なんてこの世の沙汰とは思えないぐらい複雑怪奇です。料金を支払ったメールから予約番号を読み取って、機械に入力してなにやら操作してレジに持っていく。レジのアルバイトのお兄さんが機械を操作して、映画チケットを発行してくれる。
最近では、ま、もう既に数年前からありますが、僕が認識したのは最近ですが、写真プリント。これってスマホのアプリをダウンロードすることから物語はじまりますね。自分で操作してプリンターにあれこれ指示するとプリントアウトしてくれるハズ。当然、アプリの操作は始めてですから迷う。アルバイトのお兄さんに操作の仕方を学んで無事プリントアウト出来る。写真のプリント用紙がなくなればアルバイトのお兄さんが紙の補填をする。
まだあります。不良客の相手もしなくてはなりません。ガチャ言う客もいます。そばで聞いていても腹が立ちます。しかしアルバイトのお兄さんは笑顔で対応。
こんなに大変なコンビニのアルバイトの時給が１０００円ぐらいです。最近では１５００円になったのかなぁ。それにしても大変な仕事をしている。しかし時給は１５００円。
なぜ、コンビニのアルバイトと不動産投資が結びつくのか。簡単です。仕事ですからね。コンビニのお兄さんは大変な仕事をしているのに時給１５００円。これ安いか高いかはそれぞれの価値観だと思うのです。
もしこのコンビニのお兄さんがコンビニの仕事をしているにも関わらず、時間当たり１５００円をコンビニに支払うってどう思います。仕事をした上で、まだコンビニのアルバイトのお兄さんがコンビニに時間当たり１５００円支払う。こんな馬鹿なことありませんよね。
不動産投資も仕事です。普通の仕事プラス投資ですのでそれなりにリスクもあります。リスクの詳細は別のブログに記載していますが、リスクがあります。
不動産投資の仕事は、コンビニのお兄さんと同等ぐらい大変な仕事です。なおかつ、ここにリスクがあります。少なくともコンビニのお兄さんには仕事上のリスクはないとは言えませんが少ないはずです。
不動産投資は通常の不動産投資という仕事をした上で、リスクを自身で取っています。この状態で毎月持ち出しがあるとするなら、それはおそらく、投資対象の不動産を間違えたと断言できます。
富士山に登ろうとして、下を向いて一歩一歩踏みしめながら、頂上に立ったら六甲山やったなんてことになっています。
先のコンビニのお兄さんの例とするなら、コンビニのお兄さんはコンビニで働いているのに、時間当たり１５００円をコンビニに支払っている状態です。
どう考えてもおかしいでしょう。どう考えても間違っているでしょう。しかし、不動産投資をしている人の中で一定数、この間違った投資まがいなことしている人います。
で、どうなるの
今、我慢すれば将来良いことがあるなんて嘘まだ信じている人います。我慢の方向性が間違っているとしか思えないのです。または、登る山を間違えているとしか思えないのです。
不動産投資の最大に素晴らしい処は、インカムゲインがあることです。つまり家賃収入です。とするなら、投資用不動産を得た次の月から店子が付いていると家賃収入があるはずです。しかし返済元金や金利、管理費などを引き算すると毎月マイナスになることに平気で納得している人います。
で、どうしたの
不動産投資のリスクヘッジの究極は手元現金です。手元に現金さえあれば何とかなります。しかし手元現金だけ持っていても投資にはなりません。これらを分かった上で、投資した不動産から毎月、毎年確実に手元現金が残るように投資するのが不動産投資です。
で、どうするの
もし今、不動産に投資をしていて、毎月毎年持ち出しのお金があるとするならその不動産投資の判断が間違っている可能性が大だと僕は思います。
この間違いの原因は僕が想像するに、不動産投資を事業と捉えずに保険的に捉えているからかもしれません。保険ですから毎月保険料を支払うのを当たり前に思っている感じです。
まとめ
コンビニのお兄さんの話を思い出してください。アルバイトしてなおかつ時間当たりにコンビニのお兄さんがコンビニにお金支払うっておかしいでしょう。ありえないでしょう。不動産投資も投資行動していて、なおかつ毎月毎年持ち出しってあり得ません。もし今、持ち出しがあるのなら根底からその不動産投資を見直してみてください。
