どうされましたか
雨漏りしてる。直るかなぁ。
こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
雨漏りしてる。直るかなぁ。良くある話ですね。解説します。
不動産投資 火災保険 雨漏り
今回は住宅です。不動産投資物件ではなく普通に友人の家に招かれました。ここ割と僕意識しています。普通の戸建て住宅は不動産投資物件と違うのか否か。詳細は別のブログを読んで欲しいのです。
僕自宅の戸建て住宅は不動産投資物件であると結論しています
投資に見合う自宅を探し、または建築しそこに先ずは住む。そして自分自身の生活環境が変われば、引っ越しをする。元の家を不動産投資物件として賃貸する。
当然賃貸需要がある自宅に限りますが
または、自分自身の生活環境が変わるのを待つのではなく、変化させて今まで住んでいたこの戸建て住宅を不動産投資物件として賃貸する。
友人は食事を用意していてくれて何やらあれこれ馬鹿話が始まります。話の流れでなぜか家の話になりました。僕は仕事の話はプライベートの仲間や空間では極端にしないので、友人は僕がどのような仕事をしているか知りません。どうやら雨漏りしているとのこと。
2階のトイレの窓からの雨漏りのようでした
あらら。
僕 火災保険証書あるやろぉ。それ出してきて。
友人 うん。火災保険証書あるけど、どうするの。
僕 火災保険証書に書いてある保険の窓口の電話番号に電話して。
友人 え、電話するの。
僕 そうやで。
で、友人電話する。
友人 どうやら雨漏りしているようです。保険対応出来ますか。
僕 多分、しばらくすると保険会社から連絡があって現場見に来ると思う。
そのときに、現状を話しすること。ここの雨漏りの写真撮っておくこと。
友人 大賀くんなんでこんなこと知ってるの。
僕 僕、ちょっとだけ建築と保険のこと詳しいねん。
僕現地の雨漏りの状況を見た感じでは、保険おりない感がありました。
理由は経年劣化です
経年劣化とは書いて字の如く、古くなって劣化した。この場合は家が古くなって外部のコーキングと言うて水漏れを止めるシール上の樹脂の劣化のようでした。保険鑑定人はおそらく経年劣化と判断するでしょう。
せっかくなので、雨漏り以外で火災保険おりそうな処を探しました
友人の家の前の道は幹線道路なんです。と言うことは車が良く通る。通行量が多い。これ意外に保険請求的にはいい感じなんです。車が地面の石を跳ね上げる。その石が自宅に飛んでくる。家、傷つく。家のドア、傷つく。
ここを探しました
ありました。玄関ドアに大きな傷。それと外壁に小さな無数の傷。
僕 これ多分保険おりるで。
友人 嘘やん。。。。
ま、ここ写真に撮っておく。友人、不思議そうな顔して写真撮る。
僕の知り合いの業者さんに連絡して見積り依頼しました。
で、どうなるの
で、後日保険会社から保険鑑定人来たそうです。僕が指示した通り鑑定人に伝えたと報告がありました。結論として、雨漏りは保険出ませんでした。ま、これは仕方がない。外壁の修理、ドアの傷、この部分は保険出ました。35万円。
ま、ここは35万円が高いのか安いのかは知りません。
で、どうしたの
今回僕は僕の仕事ではなくたまたま友人の家に遊びに行っただけ。たまたま僕に建築と保険の知識があったから指示しただけ。で、結論として35万円保険出た。
もし仕事として僕が全体を段取りするなら
先ずは外壁の傷の補修の見積もりを専門業者に依頼するでしょうね。これだけでおそらく外壁ですから、足場の組み立て、現場足場の維持、足場の解体だけでも各10万円ずつとしても30万円ぐらいかかります。そして外壁修理。これもどう見積もっても職人が2人で5日ぐらいかかりそうに思います。職人の日当2万円として2万円✕5日✕2人で20万円。材料費用が10万円として、合計で50万円ぐらいになりそうです。
これ以外にドアの修理ですからね
友人の家は防火地域内にありました。ちょっとだけ専門的でしょう。防火地域内の建築物は耐火建築物でなければならぬと言う建築基準法あります。木造であっても耐火建築物。どこが違うのか。はい、これはね。外壁や軒裏、そして開口部が普通の建築物とは違うのです。この場合、ドアは開口部ですから。
耐火建築物用のドアなんです
玄関ドアが35万円の見積もり出てきました。これは先に依頼した業者さんからの見積もり。
で、外壁とドア修理の合計が50万円+35万円で、合計85万円ぐらいは請求できたハズです。
で、どうするの
ご自宅がもし、雨漏りがした場合は火災保険会社に躊躇することなく電話。この場合保険代理店は動いてくれない場合が多いので。
まずは直接火災保険会社に連絡です
後は、僕がしたようなことを真似してください。適当な業者さんや建築屋さんに連絡して見積もり依頼してみてください。見積もりを無料でしてくれる業者さんあります。
まとめ
今回は友人の自宅でした。火災保険では今回の雨漏りは風水害での雨漏りではなく経年劣化での雨漏りと判断され、保険は出ませんでした。
しかし、外壁の傷、ドアの傷では保険対応してくれ35万円の保険金が出ました
しかしもうちょっと段取りよく対応していればもっと多くの保険金が出た可能性があります。
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