不動産投資【向き不向きってあるのかなぁ】

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

不動産投資 向き不向き

僕は不得意です。不動産投資は社交的な人に向いているように思います。コミュニケーション能力が高い人とでも言うのでしょうか。

例えば株式投資や為替や金、銀などの投資では昨今ではネットでの売り買い、決済ができます。誰も会う必要もないですし、聞く必要もない。すべては自分判断でものごとは進みます。

これらに比べて不動産投資は多くの人や専門家に会わなければなりません。会うだけではなくすべてに判断が必要です。

書き出してみますね。

  1. 不動産業者 不動産売買の仲介業者
  2. 金融機関 保証会社含む 担当者 決裁権者
  3. 司法書士 
  4. 土地家屋調査士 
  5. 不動産鑑定士 
  6. 建築設計事務所
  7. 建築工事店
  8. 不動産業者 管理会社
  9. 不動産業者 賃貸借の仲介業者
  10. 税理士
  11. 弁護士

で、どうなるの

世の中不思議で不得意であるからうまくいかないのか。得意であるからうまくいくのか。これは割と深い問題であるように思います。

野球が得意であるからプロ野球選手になれる訳でもない。ただ野球が得意であるだけ。それと職業は違うような気がします。僕の友人も野球が得意で大好きで、それで今何をしているかと言うと少年野球の監督です。決してプロにはなっていません。職業は別のことされています。

で、どうしたの

僕の場合も小さい頃から引きこもりで、家でものつくりばかりしていました。部屋にこもってものつくりです。人と話もできませんでした。友人も少ないですし。僕の両手にはその頃のノミの切り傷やカナヅチでの叩いた傷たくさんあります。

大好きなものつくりですが、職人の日当調べたらこれでは食えないと思い、職業は別のものを選びました。その一つが不動産投資です。これも誰に習った訳ではなく、読書と市場の観察から得ました。

不動産投資は僕の一番苦手な人とのコミニュケーション能力が問われます。まったく僕はコミニュケーション能力がありません。集団が3名以上になると仲良くなれません。辛うじて1対1ではお話が出来るレベルです。

元々引きこもり系の僕ですから好きな読書と得意な観察で、これらのコミュニケーション能力の不足どころか欠落を補いました。するとね、コミュニケーション能力が欠落してる僕でも何とか食えるレベルまでにはなりました。

僕の廻りを見渡しても、天才的なコミュニケーション能力の人います。不動産投資で圧倒的な成功をしています。しかし僕はないものはないと諦めています。他の人の能力を真似しても仕方がないですし。真似して真似できる能力とできない能力あります。

で、どうするの

もしコミュニケーション能力がある人がこのブログを読まれているなら、それは不動産投資家としての最大の能力です。先に記載しました株式投資などはパソコン画面での売り買いが主ですからどちらかと言えば理論的と言いますか、数字だけでの判断になるように思います。

不動産投資の場合では判断に情が入ると言いますか。良いように言えば裁量の部分が多い。悪く言えばいいかげんと言いますか。理論的ではない感じがします。

例えば不動産の価格は話し合いで決まる場合もあります。金融機関での金利や返済条件もその都度話し合いなどで決まる場合もあります。

司法書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士の業務報酬の大枠は決められていますが、これらも話し合いで決まります。

建築設計費用なども割と大枠では決まっていますが、個別にはそれぞれの事務所独自な業務報酬や設計費用になります。同じことが建築工事の工事代金にも言えます。

ただ、各専門職にお見積もりを依頼して、見積もりを精査して発注するような機械的なことは少ない感じがします。発注するまでに支払い条件とか話し合う部分が必ずあります。

もし僕のようにコミュニケーション能力が欠落している人がこのブログを読まれたら、僕の真似をしてみてください。適当な不動産投資の本を読んで市場を観察してみる。

不動産投資でうまくいっている人を観察する。不動産投資でうまくいってない人を観察する。そしてその差異を再度観察する。

するとね、なぜうまくいっていないのか。なぜうまくいっているのかが分かるようになります。これらが分かればコミュニケーション能力の欠落があっても何とかなるものですよ。

何とかなる方策をひとつ

これはね、例えば親しい不動産業者がいるならこの不動産業者さんだけとお付き合いすることです。そして、すべての交渉はこの不動産業者さんにお願いする。

不動産の価格の交渉も、銀行の融資条件も、店子付けの賃貸借契約も、トラブルが起きたときの対処もこの不動産業者さんを通じて弁護士に連絡するとか。

すると、お付き合いする人はこの親しい不動産業者さん1人で良いことになります。僕のようにコミュニケーション能力が欠落していても何とかなる理由です。

まとめ

不動産投資はコミュニケーション能力が必要です。もしコミュニケーション能力があれば最強の武器です。

僕のようにコミュニケーション能力が欠落してても特定の人にコミュニケーションをお願いすると何とかなるものですよ。お試しあれ。