不動産投資【属性って。元々人間は平等なものやのになぁ】

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

不動産投資 属性

どうやら学校で習う価値観で優秀な生徒になるほど、この属性が高い傾向があるような感じがします。僕は人類みな平等と思ってますし、平等として皆と接しています。

いろいろな人が世の中にいます。いじめる人、いじめられる人。区別する人、区別される人。学校でのいじめの問題も長い間話題になっています。昭和の時代にいじめは終わったのかと思いましたが、令和の時代もいじめがあります。

昔話を紐解くと、村八分なんて表現します。この村八分を調べると、完全に無視する場合は村十分。なぜ村八分なのか。差額の二分は何なのか。どうやら冠婚と葬祭らしいです。目出度いこと亡くなったときは、無視しなくて仲間に入れる。

現在のいじめは村八分ではなく、村十分に相当するように思います。不動産投資でなぜ村八分の話なのか。僕は人を区別はしません。しかし悲しいかな不動産投資をしようと金融機関を訪ねます。するとね。未だに金融機関は人を属性で判断します。属性が金融機関の好みに合致していない場合は村八分どころか、村十分ぐらい無視されます。いじめどころではありません。

こればかりは仕方がないと言えば仕方がないのですが、ここに区別の目が出ているように感じます。ゆえに過去の大人や現在の大人は金融機関に好かれるようにするにはどうしたら良いのかと相当思案したと思うのです。

結論として、学校で習う価値観に合致する生活をすれば金融機関に好かれるのではないかと検証結果が出たように思います。

僕も世間や学校や学校で習う価値観を観察している途中で、このような検証結果になりました。つまり、悲しい現実として、無遅刻無欠席で陰日向なく勉強や仕事をする。クラブ活動を精一杯する。先輩や顧問の先生のいうことをよく聞く。

で、学歴を付ける。上の学校でも同じように先生のいうことをよく聞き。クラブ活動に精を出す。先輩の言いつけを守り、忠誠を尽くす。

学校の先生の価値観に準じ、良い会社を紹介してもらう。笑。そしてその会社に就職。組織のいち員として先輩のいうことを聞く。上司の言いつけを守る。忠誠を尽くす。

こんな奴と、銀行や金融機関が認める好ましい属性が、悲しいかな一致しています。

逆にいうと、組織に勤めていない僕らみたいなやつは相当属性が悪い。

で、どうなるの

現時点で、金融機関の覚えめでたい人は金融機関の覚えめでたく、日々を暮せば良いように思います。金融機関から融資を引くのも安易と思います。

金融機関が融資対象者を視る場合、どうやら2種類あるように感じます。ひとつは、先の学校で習う価値観での属性。もうひとつは、属性はどうであれ、金融機関に好まれる決算書内容です。

決算書には大きく3つあるように思います。

  1. 貸借対照表
  2. 損益計算書
  3. キャッシュフロー計算書

1貸借対照表

バランスシートとかいわれるやつです。これがま、よく出来ています。当たり前と言えば当たり前なのですが、改めて複式簿記ってよく出来ています。やっぱり考えた人天才です。

簡単にいうと表の向かって左側が資産の部になります。資産と言えば現金と思いがちですが、僕ら不動産投資をしているものとして、土地や建物も含まれます。

ここからが少し想像が必要ですが、売掛金も資産になります。当然貸付金も資産の部になります。ここらへんを相当イメージしておかないと、資産があると判断して、手元にお金がなくなる状況を招きます。

なぜなら、売掛金も貸付金も手元のお金にはなりませんからね。ましてや、売掛金と貸付金は回収できるのかって問題にも発展しかねません。

売掛金と貸付金が回収出来ない場合は、資産と思っていたのが資産にはならない訳ですから頭の中はむちゃ無茶になりますよ。

で、表の右側が負債の部です。

当たり前ですが、金融機関からみたら資産が多く負債が少ない貸借対照表が好まれます。

2.損益計算書

1年間の損益を計算した書です。ま、字のごとくなのですが、これもよく見ると、いろいろ見えてきます。例えば売上ですが、本業の売上が減っているのか増えているのか。経費が増しているのか減っているのか。

最終的に利益額は増えているのか減っているのか。または赤字なのか。いずれにせよ大切とされているのは営業利益です。売上総利益から経費を差し引いた額です。これが黒字なのか赤字なのか。

当たり前なのですが、金融機関は利益額が多いことを好みます。

3.キャッシュフロー計算書

手元のお金が潤沢か否かをみる計算書です。損益計算書で黒字になっても、手元のお金が尽きると個人や法人は破綻します。黒字倒産というやつです。

当たり前な話なのですが、金融機関は手元現金が潤沢な計算書を好みます。

で、どうしたの

イメージとして、僕らみたいな組織に属さず組織をつくっているまたは一匹狼的な人は白いキャンパスに金融機関が好む絵を描く感じです。

絵を描く訳ですから当然作家や画家の好みの絵になります。ここが個人事業や法人の個性になるように思います。方針とでもいうのでしょうか。攻めるのが得意な法人とか。守るのが得意な個人とか。

イケイケドンドン的な法人は多く潰れたのを見ました。かというて、守りだけでは発展はないです。

で、どうするの

僕らのように組織に属さないまたは、自身で組織を起こしている人は、この攻めと、守りの塩梅を考えながら、白色のキャンパスに金融機関が好む絵を描くことが属性を良くする最善手だと思います。

現時点では組織に属されている人は、その組織の属性がそのまま金融機関からみた属性になるように思います。とするなら、転職を考える場合、いろいろな転職理由はあるでしょう。

不動産投資で金融機関からお金を借りる目的である場合は、今より属性が金融機関の好む組織を選択することもありだと思います。

まとめ

属性の問題は想像するしか方策はないのです。金融機関の融資担当者が詳細に融資条件を語ってくれません。昨今では例えばYou Tubeなどでは元金融機関の融資担当者がこれらの詳細の内容を語る動画もあります。相当参考になるように思います。